午前中の予定がキャンセルになったおかげで、しばしゆっくりできたものの、街は雨。
午後いちでシュピッテラウから電車でHardersdorf am Kampへ。駅でDorisにピックアップしてもらい、Hiedlerを訪ねる。08が味わいにも貴腐の影響があるものの、複雑で決して悪い年ではないこと、しかしやや中抜けし、余韻が短めであることを確認。09はなんともチャーミングな年。透明な果実味が、しかし単純にならないのは、豊富なミネラルのおかげ。酸も実に生き生きとしている。いいな、好きだな。
因みに今年は08より天候不順で、自然農法ワイナリーにとっては、またまた試練の年になりそう。
明日はFalstaff Wine Maker of the year(だったかWinery of the yearだったか)に選ばれたWachauのRidi Pichler, 昨年のWine & Spirits誌のやはりWine maker of the year(だったかWinery of the year?)のSchloss Gobelsburg、そして抜群のコスパを誇るStadt Kremsを訪ねます。今から楽しみ!