プリンセス、ここのところ国際犯罪に巻き込まれたり、Social Networkで地雷を踏んだり、iPhoneのプリペイドのデータ料金の高さに唖然としたり…。今日は終にダマシダマシ使っていたラップトップをシステムリカバリーする羽目に陥りました。
もう踏んだり蹴ったりとは正にこのこと…。
こういうときは、キリキリせずに和みましょう。
ルーマニアから政治亡命でオーストリアに住んで20年になるお手伝いさんお勧めの画像です。
http://www.youtube.com/watch?v=-kIJqXLMLwc
最初気づかなかったのですが、日本からのアップでした。ほんと、可愛い!
週末は、ノイジードラーゼー湖畔、ルストの南にあるMörbisch am Seeメアビッシュ・アム・ゼーまで、オーガニックの生産者Schönbergerシェーンベルガーの創立20周年イベント&パーティーに参加するために、泊まりでお出かけ。
様子はもちろん、このブログでご報告しますので、お楽しみに!
©Yukari Iwashiro オーストリアワイン好きが嵩じて、ウィーンの北西カンプタールはゴベルスブルクのお城ワイナリーに住み着いてしまったワインジャーナリストによる、お城暮らしとワインを巡る日々の記録。 All rights reserved.(不許複製・禁無断転載)
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2012年8月24日金曜日
2012年8月23日木曜日
iPhone狂騒曲 4楽章ってとこでしょうか?
お話の背景:日本のウェブショップで買った韓国製iPhoneを日本では日本通信のデータ専用SIMを入れて、そしてこちらに戻ってすぐ、クレムス近郊にあるBührというショッピングモールに入ったA1にて、取り敢えずSIMのついたスマートフォンのプリ・ペイド・パッケージを購入し、無事オーストリアでもスマホ・デビューを果たしたプリンセス。
確か一定期間だかデータ量までは、最初の€15でネット使い放題でした。それが切れたのか、月曜の晩、Wifiの届かない自室にて3Gでメールチェックをしていると、いきなりサファリの画面にA1のプロモサイトしか出なくなり、電話も使えなくなっているので、仕方なく翌日、日中の気温37度という猛暑の中、隣町ランゲンロイスのスーパーSparまで自転車をこぎこぎ、€20分チャージをして来ました。ここから正規の課金が始まります。
そして水曜一日電話やらskypeやら、確かに遣り取りが多かったのですが、晩には再び「チャージが既に底をついています」メッセージが。
「ちょっと勘弁して! 一日半で€20って一ヶ月4万かかるってこと??」と慄然としたプリンセス。そう、プリペイドのシステムにはデータが100MB分しかついておらず、それ以上は€0.2/MBというレートで、チャージ分を食い潰して行きます。これがいかに高額レートであるか、ということが€20の減り具合の早さでわかりますよね。
やはりここは定額プランに乗らねばいかん、という結論に改めて達しました。
でも、覚えてらっしゃる方も多いですよね。各社定額プランの品定めをし、Orangeというキャリアのドイツ語の説明を迷路をくぐり抜けるような気持ちで読み解いて、契約必要事項を全て書き込み、ようやく支払いという段になって「オーストリアのカードを入れて下さい」と出た顛末。
それで、今回はパスポートを持って、例のビュール・センターで直談判に及ぶことにしました。
ここにはOrangeとA1両方が入っていますから、両者細かいオプションなどについても、色々聞ける…と、思っていたのですが、そうは問屋が卸しません。
こんな田舎のショッピングモールの店員は英語はできても非常にベーシック。仕方ないので、それを逆手に「こういうときこそ無料ドイツ語レッスンのチャーンス!」とばかりにドイツ語で質問。あちらも商売で、売る時には忍耐強く説明してくれますからね。ですが、そもそもこういうコマイ料金システムなどに対するわかりの極端に悪いプリンセス。いつものことながら大苦闘しました。
長い遣り取りを短く要約すれば、結論として今日契約は相成りませんでした。
定額の長期契約をするに際しては、
A1の場合1)住民カード 2)オーストリアの銀行のキャッシュカード 3)パスポート 4)メルデツェッテル(居住証明) が必要で、最低2年オーストリアに居住していることを証明する必要があります。
Orangeは住民登録は必要ない代わりに、給与明細或いは毎月の収入を証明する必要あり。
どへ? それじゃあまたお城ワイナリーの事務スタッフを煩わせて書類を作ってもらうのか? と憂鬱になって帰途につきました。
せっかくこの辺りでは一番の都会、クレムスまで来たのですから、せめて盗まれたパンツくらいは買って帰ろう : )、とメインストリートに足を踏み入れると、そこにはメディアショップが。よく見ればA1もOrangeもT-mobileも、他にもなんだかマイナーなところも含めて、全部ここでちゃんと契約できるようなのです。わざわざバスに乗ってビュール・センターまで行かなくでも、ここで用が足りたんだぁ…と、思うと暑さが更に体に障るというもの。それでも七転び八起きのプリンセス。ここでも店員の兄ちゃんを相手にスマホ定額システム比較取材とドイツ語フリーレッスンを決行。
この店での結論は、プリンセスのようにあまり電話はしないけれど、データは大量に早く送受したい場合「郵便局でA1のデータ専用SIMを購入し、以前から使っている携帯はそのままプリペイドの電話専用に残す」のが一番簡単でしかもお得、というものでした。
なんとまぁ、面倒なこと…と途方にくれていると、T-mobileの路面ショップに出くわしました。正直サイトを見ていた限りではA1やOrangeに見劣りしていたのですが、こうなったらドイツ語レッスンのブラッシュアップ、とばかりに、何も期待せずにスマホ定額プランについて尋ねると…。
ここにはプリペイトと定額の丁度中間のような6ヶ月有効の中期プリペイドシステムがあり、これだとパスポート、メルデツェッテル、キャッシュカード、の3点で契約OK。おお、プリンセスの手持で全てOKじゃん、と思わぬ収穫。しかもスピードが落ちる境目になるデータ量だけを増やせるオプションプランまで用意されています。
そう言えば、ウチの家族や知り合いのワイナリーはA1が多いし、レストランとかサービス関係者は料金設定のお得なOrangeが多く、出稼ぎの使用人にはT-mobileが多いような気がしていたけれど、こうして詳細まで検討すると、実にきちんとターゲットの棲み分けを意識したプランが用意されているのでありました。天晴。
信用とカバレッジの広さで圧倒するA1(ドコモの位置づけ)。お得感で迫るOrange (au)、移民や長期留学生などの個別需要に比較的よく対応するT-mobile(softbank? 日本通信?)てな感じです。
ということで、今日はメルデツェッテルまで所持していなかったため、A1 B.freeにもう€20チャージし、取り敢えず電話ができる状態にし、お城への家路についたプリンセスでありました。
はい、我ながらお疲れ様。
確か一定期間だかデータ量までは、最初の€15でネット使い放題でした。それが切れたのか、月曜の晩、Wifiの届かない自室にて3Gでメールチェックをしていると、いきなりサファリの画面にA1のプロモサイトしか出なくなり、電話も使えなくなっているので、仕方なく翌日、日中の気温37度という猛暑の中、隣町ランゲンロイスのスーパーSparまで自転車をこぎこぎ、€20分チャージをして来ました。ここから正規の課金が始まります。
そして水曜一日電話やらskypeやら、確かに遣り取りが多かったのですが、晩には再び「チャージが既に底をついています」メッセージが。
「ちょっと勘弁して! 一日半で€20って一ヶ月4万かかるってこと??」と慄然としたプリンセス。そう、プリペイドのシステムにはデータが100MB分しかついておらず、それ以上は€0.2/MBというレートで、チャージ分を食い潰して行きます。これがいかに高額レートであるか、ということが€20の減り具合の早さでわかりますよね。
やはりここは定額プランに乗らねばいかん、という結論に改めて達しました。
でも、覚えてらっしゃる方も多いですよね。各社定額プランの品定めをし、Orangeというキャリアのドイツ語の説明を迷路をくぐり抜けるような気持ちで読み解いて、契約必要事項を全て書き込み、ようやく支払いという段になって「オーストリアのカードを入れて下さい」と出た顛末。
それで、今回はパスポートを持って、例のビュール・センターで直談判に及ぶことにしました。
ここにはOrangeとA1両方が入っていますから、両者細かいオプションなどについても、色々聞ける…と、思っていたのですが、そうは問屋が卸しません。
こんな田舎のショッピングモールの店員は英語はできても非常にベーシック。仕方ないので、それを逆手に「こういうときこそ無料ドイツ語レッスンのチャーンス!」とばかりにドイツ語で質問。あちらも商売で、売る時には忍耐強く説明してくれますからね。ですが、そもそもこういうコマイ料金システムなどに対するわかりの極端に悪いプリンセス。いつものことながら大苦闘しました。
長い遣り取りを短く要約すれば、結論として今日契約は相成りませんでした。
定額の長期契約をするに際しては、
A1の場合1)住民カード 2)オーストリアの銀行のキャッシュカード 3)パスポート 4)メルデツェッテル(居住証明) が必要で、最低2年オーストリアに居住していることを証明する必要があります。
Orangeは住民登録は必要ない代わりに、給与明細或いは毎月の収入を証明する必要あり。
どへ? それじゃあまたお城ワイナリーの事務スタッフを煩わせて書類を作ってもらうのか? と憂鬱になって帰途につきました。
せっかくこの辺りでは一番の都会、クレムスまで来たのですから、せめて盗まれたパンツくらいは買って帰ろう : )、とメインストリートに足を踏み入れると、そこにはメディアショップが。よく見ればA1もOrangeもT-mobileも、他にもなんだかマイナーなところも含めて、全部ここでちゃんと契約できるようなのです。わざわざバスに乗ってビュール・センターまで行かなくでも、ここで用が足りたんだぁ…と、思うと暑さが更に体に障るというもの。それでも七転び八起きのプリンセス。ここでも店員の兄ちゃんを相手にスマホ定額システム比較取材とドイツ語フリーレッスンを決行。
この店での結論は、プリンセスのようにあまり電話はしないけれど、データは大量に早く送受したい場合「郵便局でA1のデータ専用SIMを購入し、以前から使っている携帯はそのままプリペイドの電話専用に残す」のが一番簡単でしかもお得、というものでした。
なんとまぁ、面倒なこと…と途方にくれていると、T-mobileの路面ショップに出くわしました。正直サイトを見ていた限りではA1やOrangeに見劣りしていたのですが、こうなったらドイツ語レッスンのブラッシュアップ、とばかりに、何も期待せずにスマホ定額プランについて尋ねると…。
ここにはプリペイトと定額の丁度中間のような6ヶ月有効の中期プリペイドシステムがあり、これだとパスポート、メルデツェッテル、キャッシュカード、の3点で契約OK。おお、プリンセスの手持で全てOKじゃん、と思わぬ収穫。しかもスピードが落ちる境目になるデータ量だけを増やせるオプションプランまで用意されています。
そう言えば、ウチの家族や知り合いのワイナリーはA1が多いし、レストランとかサービス関係者は料金設定のお得なOrangeが多く、出稼ぎの使用人にはT-mobileが多いような気がしていたけれど、こうして詳細まで検討すると、実にきちんとターゲットの棲み分けを意識したプランが用意されているのでありました。天晴。
信用とカバレッジの広さで圧倒するA1(ドコモの位置づけ)。お得感で迫るOrange (au)、移民や長期留学生などの個別需要に比較的よく対応するT-mobile(softbank? 日本通信?)てな感じです。
ということで、今日はメルデツェッテルまで所持していなかったため、A1 B.freeにもう€20チャージし、取り敢えず電話ができる状態にし、お城への家路についたプリンセスでありました。
はい、我ながらお疲れ様。
2012年8月20日月曜日
伝統を守るということ
土曜のゲイ・ウェディングの翌日曜、夜明かしのケーター達とともに、お城ワイナリーの主、モースブルッガー一家もお片付けに大忙し!
プリンセスははじめ、お城ワイナリー一家は結婚式の場を貸しているだけで、デコレーションなどは全てケーターが持ち込んでいるものと思っていましたが、違うんです。椅子、テーブルはもちろんのこと、蝋燭の燭台やらランプやら、そうした小道具の多くが実はお城の備品。
ですからイベントが終わって持ち込み機材が撤収されると、今度は使用人を中心にお城所蔵品の片付けが始まります。
そして、そうした撤収作業一切を現場監督しているのが、夫人エファとエファ方の両親。
この朝、カードの不正使用が先日報告を受けた分だけでないことを、起き抜けのメールチェックで発見したプリンセス。なんだか気分が一層沈みがちだったので「こういうときは、まず肉体労働!」と、朝食後にお婆ちゃんとお手伝いさんが手をつけた、蠟のこびりついた燭台のお掃除を手伝うことにしました。
これが中々根気のいる作業…。蝋燭受けの皿状の部分の蝋をバターナイフで取り去った後は、同じナイフで蝋燭を挿す筒に溜まった蝋を掻き出します。粗方蝋を出し切ったところで、底の角やくぼみ部分に嵌り込んだ蝋を、今度は竹串でほじくり出し、化学雑巾で綺麗に拭き去ります。底の隅から隅まで綺麗にカスを取り除くまで、お婆ちゃんの入念なチェックが :) ! そして完璧に蝋を取り去った後に、底面を安定させるためのシート状の蝋チップのようなものを敷いて、作業完了。8本手の出た燭台を一つ掃除するのに、1時間半以上かかりました。
どうしてここまで? …とプリンセス、正直思わないでもありませんでした。
だって蝋燭を受ける筒部分は少なくとも深さが4-5cmはありますから、別に底にうっすらと蝋が溜まっていようが、外からは見えないばかりか、次の使用にも何ら差し支えることはありません。
しかーし!
燭台は少なくとも何百年の単位で使用されて来たものです。その蝋の残骸が微量ずつでも、長い年月を経て溜まりに溜まって、きちんと蝋燭が挿せないところまで来てしまったら、それを掃除するには、とてつもない力と時間が必要で、ひょっとしたら歴史ある修道院からの大切な預かり物を傷つけたり、損壊することになってしまうかも知れません。
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| お城はこうした文化財のような家具や調度品の宝庫。当然お掃除も優しく、丁寧に。 |
そう言えば、お城にVIPをお迎えしたり、クリスマスなど特別なイベントの際だけに使用されるお城所蔵の銀製のカトラリーは、シミや傷をつけずに常に銀器が柔らかな輝きを保つよう、食洗機には入れず、我々家族でひとつひとつ手洗い&手拭きしています。
伝統を守る、とは意外にこういう地味な作業に宿っているのかも知れません。
プリンセスはお城ワイナリーで、ブドウをどう育てているか、そしてそれをどうやってワインにしているか、観察したいと思っていました。そして大好きなこの近辺のワインの、それぞれのワイナリーの微妙な個性やスタイルの違いの原因が、どこにあるのか突き止めたいと思ってやってきました。
もちろん畑やセラーで様々なことを学んだり気づいたりすることは多い。でも、こういう瞬間にこそ、プリンセスは我がお城ワイナリー、シュロス・ゴベルスブルクのスタイルのエッセンス見る思いがします。
ワイナリーを統括するミッヒは、お婆ちゃんやエファがお城の備品の扱いを使用人に徹底させるのと同じように、修道院からの預かり物である、12世紀以来続くワイナリーの畑やブドウの状態に気を遣い、樽や収穫カゴ、タンクやボトルの完璧かつやさしい清浄や扱い、狂いのない配置などをカーナーさん以下作業スタッフに、妥協なく隅々まで徹底させているのです。
そうした日々の実に細かい作業の積み重ねが、典雅で優しく、けれども端正なシュロス・ゴベルスブルクならではの味わいに帰結していることを、プリンセスは少しだけ自分の手足と心で、捉えられたような気がしています。
2012年8月19日日曜日
ゲイ・ウェディング@シュロス・ゴベルスブルク
土曜はお城ワイナリーで結婚式が催される、ということで金曜からケータリングやら何やらの車、作業員などが慌しく出入りをしていました。
そして今朝「ゆかり、とっても綺麗だから絶対見ておいで」とお婆ちゃんに促され、披露宴会場となる2階に足を運ぶと…
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| このようなクランツが廊下にズラっと並べられ… |
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| エントランスから赤絨毯を上り詰めたところに 置かれているのは、真っ白い扇子。 |
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| 色とりどりの薔薇の花びらが、廊下中に敷き詰められました。 |
披露宴会場の個々のテーブルにも、深紅のバラのアソートが。
庭に目をやれば、真夏の戸外、まだ日の高い時間(午後5時)のスタートに合わせ、参加者一人一人に真っ白なパラソルが用意されています。なんとも心憎いアレンジ!
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| 中庭に三々五々参加者が集まり始めたのは午後4時頃。 |
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| ヒヤシンスのような花の後方に、白いパラソルが並ぶのが見えるでしょうか? |
なんと髪の長い男性と髪の短い男性…
しかも、中央で式次第を仕切っているのは…どう見ても神父さまには見えない女性。何故か後ろにアコーティオン奏者が控えており、そのうちタンゴを歌い出しちゃいました :)
そう、今日は今シーズン初の(去年も一組あったらしい)ゲイ・カップルの結婚式です。
なんでも髪の長い方の男性がヘア・ドレッサーで、短い方の男性はお花屋さんだとか。
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| 披露宴会場。実に品のいいセッティング。 |
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| 各テーブルには深紅のクランツを囲んだ薔薇のアソート。 美しい!! |
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| オフィスより戸外の結婚式会場を望む。 |
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| さすがに他人様の結婚式に無断でカメラを向ける 気になれず、セレモニー中の写真はこの1枚のみ。 |
それにしても、ゲイの美的センスって素晴らしい。
週末だというのに重苦しいプリンセスの心に、なんだか清清しい風を吹き込んでくれました。
こんなに美しい結婚式を挙げている二人に幸あれ!
2012年8月17日金曜日
やられた! カード番号盗まれました…
のんびりピクニックを楽しんでいるかに見えた水曜の朝、日本から「カード会社にカード使用の件で連絡するようにとtel有り」とメールが入りました。
すぐに電話をしてみると、その日の朝5時頃と7時頃に私のカードでロンドンの演劇チケットが2回分、ドイツの航空会社の航空券、ノルウェーの航空会社の航空券、合計およそ10万円の買い物がネット上でされている、と告げられました。なんでも従来の購買パターンから外れた取引があると、すぐにチェックが入る仕組みになっていて、引っかかったんだそうです。
私がカードを落とした訳でもなく、勿論そんな買い物をした覚えもないことを確認。カードを止めて電話を切りました。クワバラクワバラ。
さて、問題はここからです。
実は我がお城の使用人の一人が、その前の晩、3週間交代の勤務を終えて故郷である隣国に帰って行きました。
彼女から聞かされていたところでは、戻った当日か翌日に夫とともにロンドンに住む娘を訪ね、ロンドン観光を楽しむ、とのこと。
さらに彼女は数日前、私にこんなことを漏らしていました。「娘は英製造業で品質管理の要職にあったが、新任の同僚が上司といい仲になり“ベッドキャリア”を築いたので嫌気が差し、ノルウェーで新しい職を探しており、そちらが決まってから現職を辞めるよう言っている」と。
こんな話も聞かされていました。「娘の英銀行口座のお金が独に無断で移動されていて、彼女は貯金を全て失った」そう。(「そんなバカな!」と思いましたが、とにかくお互い不自由なドイツ語での会話ですから、あまり突き詰めないことにしています。)
あまりにカードの不正使用先と話の顛末が一致し過ぎないでしょうか?
そう疑ってみると、プリンセスの周囲は今回オーストリアに戻ってから、おかしなことが続いていました。
まず、帰ってほんの数日後、いつも机の上に置きっ放しにしてある外付けDVDプレーヤーがどこを探しても見つからないことに気付きました。このDVDプレーヤー、日本帰国時にも出張にも持ち歩いたことはなく、紛失のしようもないモノ。一瞬「盗まれたのか?」という考えも頭をかすめましたが、私をよく知るヒトはご存知の通り、プリンセスは正真正銘の“片付けられない女”です。いつ奇想天外な場所からモノが出てこないとも限りません。「ちゃんと片付けもできない人間が他人を疑うのはよそう」と、邪念を振り払っていたところでした。
またカード不正使用が明らかになる前日の夜、日本から戻る際に空港のユニクロで買った未開封の下着が見当たらないので不思議にも思っていました。けれどこれも「よく探せば出てくるだろう」くらいに考えていたのです。
因みに私の部屋は、留守中使用人によって大掃除されます。また、こちらに戻ってから、夏休み中ということで、使用人といっても極々家族に近い人間しか存在しないため、自室に鍵もかけていませんでした。
プリンセスを悩ませているのは、この使用人がお城に8年も仕えるベテランかつ本当に働きモノで、恐らくモースブルッガー家からの信頼も最も厚い人物である、という事実。
中途半端な状況証拠で他人を疑うのは良いことではないし、おかしな噂話を従業員や使用人の間に無責任にバラ撒くような真似だけは慎まねばなりません。
けれどもここまで辻褄が合いすぎると、プリンセスとしても彼女を疑わない訳には行かないのです。
しかも、彼女が自国に帰っていくその日の昼間、私がオフィスから自室に戻って来ると、部屋の前でバッタリ彼女と遭遇。自室の前は洗剤等をストックする倉庫ですから、プリンセス本人はそれをなんとも思っていなかったのですが、彼女自身は大層慌てた様子で「怖がらなくていい」を連発しながらそそくさといなくなってしまったのです。
そしてなんともモノ哀しいのは、その日、その盗まれた未開封の下着とともに、プリンセスは洗濯したばかりの下着も一緒にしておいたのですが、きっと彼女はプリンセスの部屋で私の気配を感じ慌てる余り、古い下着を捨て置く余裕がなかったのでしょう…、新品と一緒になくなっていたことです。
現在事件はカード会社によって調査中。航空券の搭乗者名を照会すれば、すぐに真相は解明しそうなものに、相変わらず金融機関のやることは、被害届のネット送信すら拒否。これからエアメールで届くのを待ち、更にそれを日本に返送し…調査が本当に始められるまでにたんまり2週間近くかかってしまうことでしょう。
彼女を犯罪者に仕立て上げたい訳ではありませんが、これはやはり犯罪ですし、泣き寝入りすれば、また起こるでしょう。
それに、お城を管理するミッヒとエファには、彼女が犯人であった場合には、きちんと起こったことを伝えねばいけないと思っています。
私が知りたいのは『真相』それだけです。
プリンセス、こういうことがあると、自分がお城の家族や従業員、使用人にどのように見られているのか、なんだかとても重苦しい思いに沈みます。
私としては3週間後、彼女がお城に再び戻って来る前に、なんとかコトの真相が突き止められていることを願いたい。
真相が調査で突き止められなかった場合、彼女と面と向かって話をするのか(やっていたとしてもyesという可能性は限りなく低く、Noと言われたところで私が信じられるわけでもなし)、まずエファとミッヒに相談を持ちかけるのか…。
本当に気の重いプリンセスであります。
すぐに電話をしてみると、その日の朝5時頃と7時頃に私のカードでロンドンの演劇チケットが2回分、ドイツの航空会社の航空券、ノルウェーの航空会社の航空券、合計およそ10万円の買い物がネット上でされている、と告げられました。なんでも従来の購買パターンから外れた取引があると、すぐにチェックが入る仕組みになっていて、引っかかったんだそうです。
私がカードを落とした訳でもなく、勿論そんな買い物をした覚えもないことを確認。カードを止めて電話を切りました。クワバラクワバラ。
さて、問題はここからです。
実は我がお城の使用人の一人が、その前の晩、3週間交代の勤務を終えて故郷である隣国に帰って行きました。
彼女から聞かされていたところでは、戻った当日か翌日に夫とともにロンドンに住む娘を訪ね、ロンドン観光を楽しむ、とのこと。
さらに彼女は数日前、私にこんなことを漏らしていました。「娘は英製造業で品質管理の要職にあったが、新任の同僚が上司といい仲になり“ベッドキャリア”を築いたので嫌気が差し、ノルウェーで新しい職を探しており、そちらが決まってから現職を辞めるよう言っている」と。
こんな話も聞かされていました。「娘の英銀行口座のお金が独に無断で移動されていて、彼女は貯金を全て失った」そう。(「そんなバカな!」と思いましたが、とにかくお互い不自由なドイツ語での会話ですから、あまり突き詰めないことにしています。)
あまりにカードの不正使用先と話の顛末が一致し過ぎないでしょうか?
そう疑ってみると、プリンセスの周囲は今回オーストリアに戻ってから、おかしなことが続いていました。
まず、帰ってほんの数日後、いつも机の上に置きっ放しにしてある外付けDVDプレーヤーがどこを探しても見つからないことに気付きました。このDVDプレーヤー、日本帰国時にも出張にも持ち歩いたことはなく、紛失のしようもないモノ。一瞬「盗まれたのか?」という考えも頭をかすめましたが、私をよく知るヒトはご存知の通り、プリンセスは正真正銘の“片付けられない女”です。いつ奇想天外な場所からモノが出てこないとも限りません。「ちゃんと片付けもできない人間が他人を疑うのはよそう」と、邪念を振り払っていたところでした。
またカード不正使用が明らかになる前日の夜、日本から戻る際に空港のユニクロで買った未開封の下着が見当たらないので不思議にも思っていました。けれどこれも「よく探せば出てくるだろう」くらいに考えていたのです。
因みに私の部屋は、留守中使用人によって大掃除されます。また、こちらに戻ってから、夏休み中ということで、使用人といっても極々家族に近い人間しか存在しないため、自室に鍵もかけていませんでした。
プリンセスを悩ませているのは、この使用人がお城に8年も仕えるベテランかつ本当に働きモノで、恐らくモースブルッガー家からの信頼も最も厚い人物である、という事実。
中途半端な状況証拠で他人を疑うのは良いことではないし、おかしな噂話を従業員や使用人の間に無責任にバラ撒くような真似だけは慎まねばなりません。
けれどもここまで辻褄が合いすぎると、プリンセスとしても彼女を疑わない訳には行かないのです。
しかも、彼女が自国に帰っていくその日の昼間、私がオフィスから自室に戻って来ると、部屋の前でバッタリ彼女と遭遇。自室の前は洗剤等をストックする倉庫ですから、プリンセス本人はそれをなんとも思っていなかったのですが、彼女自身は大層慌てた様子で「怖がらなくていい」を連発しながらそそくさといなくなってしまったのです。
そしてなんともモノ哀しいのは、その日、その盗まれた未開封の下着とともに、プリンセスは洗濯したばかりの下着も一緒にしておいたのですが、きっと彼女はプリンセスの部屋で私の気配を感じ慌てる余り、古い下着を捨て置く余裕がなかったのでしょう…、新品と一緒になくなっていたことです。
現在事件はカード会社によって調査中。航空券の搭乗者名を照会すれば、すぐに真相は解明しそうなものに、相変わらず金融機関のやることは、被害届のネット送信すら拒否。これからエアメールで届くのを待ち、更にそれを日本に返送し…調査が本当に始められるまでにたんまり2週間近くかかってしまうことでしょう。
彼女を犯罪者に仕立て上げたい訳ではありませんが、これはやはり犯罪ですし、泣き寝入りすれば、また起こるでしょう。
それに、お城を管理するミッヒとエファには、彼女が犯人であった場合には、きちんと起こったことを伝えねばいけないと思っています。
私が知りたいのは『真相』それだけです。
プリンセス、こういうことがあると、自分がお城の家族や従業員、使用人にどのように見られているのか、なんだかとても重苦しい思いに沈みます。
私としては3週間後、彼女がお城に再び戻って来る前に、なんとかコトの真相が突き止められていることを願いたい。
真相が調査で突き止められなかった場合、彼女と面と向かって話をするのか(やっていたとしてもyesという可能性は限りなく低く、Noと言われたところで私が信じられるわけでもなし)、まずエファとミッヒに相談を持ちかけるのか…。
本当に気の重いプリンセスであります。
2012年8月16日木曜日
まったりピクニック@ローレンドーフ城
夏休み中なのでピンと来ませんが、昨日水曜は祝日。
最新ラベルを最近facebookにアップしたムア=ファン・デア・ニーポートMuhr-van der Niepoortのドルリからお誘いを受け、カルヌントゥムのローレンドーフ城までピクニックに行って来ました。
バロック様式のお城は我がゴベルスブルク城よりずっと大きく、訪れるヒトは池や森もある広い庭に三々五々シートを敷いて、まったりとした時を過ごします。
参加に一切お金はかかりません。また、出店の類も皆無で、食物と飲み物を持ち込むのが基本。唯一ドルりとブドウ農家がワインとブドウを片隅でサービスしてくれます。
プリンセスも、エファお手製の食べきれないくらいの料理とお城ワイナリー&ドルリのワイン、そして中世の音楽をライブで楽しみ、お城所蔵のバロック&フレミッシュ絵画や工芸品の数々(これが半端でない数!)を堪能しました。
広い屋外にPAの類は全く存在しないので、演奏中は子供まで音楽の音量に合わせて話声を潜めて耳を傾けます。その様子はこの国の人々の文化的成熟度を物語っているよう。
それにしてもオーストリアって音楽では実に多くの天才を輩出しているのに、どうして画家にはセセッション期を除いて大したヒトが少ないのでしょう?
…なんて毒にも薬にもならないことを考えている間、実はプリンセス、ある犯罪行為に巻き込まれていたのです…。ブログからあんまりイベントに入り込めていない様子を感じたあなた、凄い洞察力!
ああ、お城ワイナリー滞在記も、いよいよ事実は小説より奇なりの様相を呈して来ました…
最新ラベルを最近facebookにアップしたムア=ファン・デア・ニーポートMuhr-van der Niepoortのドルリからお誘いを受け、カルヌントゥムのローレンドーフ城までピクニックに行って来ました。
バロック様式のお城は我がゴベルスブルク城よりずっと大きく、訪れるヒトは池や森もある広い庭に三々五々シートを敷いて、まったりとした時を過ごします。
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| 左よりミッヒ、エファ、エファの同級生シュテファンとその友人ジェームズ 例によってエファはすごく美味しい料理をすごい量用意してくれています。 |
![]() |
| さ、食べよう食べよう! 手前が次女ルイーゼ、右奥が長女アナ。 |
プリンセスも、エファお手製の食べきれないくらいの料理とお城ワイナリー&ドルリのワイン、そして中世の音楽をライブで楽しみ、お城所蔵のバロック&フレミッシュ絵画や工芸品の数々(これが半端でない数!)を堪能しました。
広い屋外にPAの類は全く存在しないので、演奏中は子供まで音楽の音量に合わせて話声を潜めて耳を傾けます。その様子はこの国の人々の文化的成熟度を物語っているよう。
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| パラソルの下でプリンセス好みの中世音楽の生演奏。レベル高し。 |
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| 演奏者自らピクニック中の観客? にアプローチしながらの解説。 しかしプリンセスの理解度は距離の遠いこともあって、イマさん。 |
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| バグパイプと大型のタンバリンのような打楽器。 どこかケルト音楽に通じるものが。 |
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| 英語でいうところのハーディーガーディー。独逸語のライアー。 シューベルト「冬の旅」の「ライアーマン」が奏でていたのはこれ。 |
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| いかにも古色蒼然としたヴァイオリン。 しかし楽器自体は現代楽器? |
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| 思い思いに音楽を楽しみます。 |
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…なんて毒にも薬にもならないことを考えている間、実はプリンセス、ある犯罪行為に巻き込まれていたのです…。ブログからあんまりイベントに入り込めていない様子を感じたあなた、凄い洞察力!
ああ、お城ワイナリー滞在記も、いよいよ事実は小説より奇なりの様相を呈して来ました…
2012年8月11日土曜日
寂しがりのエラちゃん、プリンセスを家族として認める、の巻
私がこちらに戻る前日から、モースブルッガー家は夏休みでレッヒの実家へ。彼らの留守中お城を守るのは、エファの両親、ひいお婆ちゃんのお世話をするお手伝いさんとプリンセス。
なのですが、昨日はエファの両親まで一日家を空けていました。
誰もかまってくれるヒトがおらず、台所と私の部屋をつなぐピロティーで所在なげに寝ているエラ。台所に入って来てもため息ばかりついています。
夕方、相変わらず退屈そうに寝転がるエラに声を掛けながら近寄ると、お腹をゴロリンと出して来ます。こうして私に「撫でて、撫でて」をするようになったのは、この春くらいからでしょうか。
腰を落としてプリンセスがエラのお腹に手を当てると、今度はなんと足許にドカンと全体重を載せて甘えてきます。うーん、かなりヘヴィーだけど、なかなか可愛い。ジンと来る、っていうか、ドンと来る : )
夕食後、いくらオーストリアもドイツも、いやヨーロッパ全滅とは言え、サッカーくらい放送するのかと、テレビをつけてみるも、放映しているのはサッカーはサッカーでもヨーロッパ・プロリーグらしきもののみ。そりゃま、韓国対日本じゃあね、ということで、部屋に戻ろうとキッチンの出口を見ると、いつものようにエラちゃんが外敵の侵入からお城を守る体勢? で深く眠りについています。
こういう時、いきなりエラちゃんを起こすのは危険。
従来、この状況下ではエラちゃんをディスターブしないよう、別のドアから2階に上がり、グルッと遠回り。赤絨毯を敷き詰めたお城パブリックスペースの正面入口から一旦戸外に出て、ピロティーから私の部屋に入り直さねばなりませんでした。
ところが、しばらくドイツ語字幕つきのけったいなアート系スペイン映画を観ている間に、エラちゃんは少しずつ頭を私の居る向きに移動。気がつけばちゃんとドアが開くくらいのスペースを作ってくれているではありませんか!!!
そう言えば、ここのところ夜中にテレビでオペラを観た後も、この、頭を私に向けた体勢で寝ていてくれたので、遠回りをせずに直接台所のドアから部屋に直行できていたのでした。
プリンセスが台所のドアの鍵を開けていると、「…ったく仕方ないわねぇ、出してやるかぁ…」という風情の、大きな寝息ともため息ともつかないアンニュイな深い息を漏らすエラ。
ようやくモースブルッガー家の女王エラ様に家族の一員として認められた瞬間!?
プリンセスが感涙にむせんだのは言うまでもありません。
※予定していたシュタインセッツ畑の様子は、一日延ばしてお届けします。
なのですが、昨日はエファの両親まで一日家を空けていました。
誰もかまってくれるヒトがおらず、台所と私の部屋をつなぐピロティーで所在なげに寝ているエラ。台所に入って来てもため息ばかりついています。
夕方、相変わらず退屈そうに寝転がるエラに声を掛けながら近寄ると、お腹をゴロリンと出して来ます。こうして私に「撫でて、撫でて」をするようになったのは、この春くらいからでしょうか。
腰を落としてプリンセスがエラのお腹に手を当てると、今度はなんと足許にドカンと全体重を載せて甘えてきます。うーん、かなりヘヴィーだけど、なかなか可愛い。ジンと来る、っていうか、ドンと来る : )
夕食後、いくらオーストリアもドイツも、いやヨーロッパ全滅とは言え、サッカーくらい放送するのかと、テレビをつけてみるも、放映しているのはサッカーはサッカーでもヨーロッパ・プロリーグらしきもののみ。そりゃま、韓国対日本じゃあね、ということで、部屋に戻ろうとキッチンの出口を見ると、いつものようにエラちゃんが外敵の侵入からお城を守る体勢? で深く眠りについています。
| こうして台所のドアで寝て、プリンセスの行く手を阻むエラ。 |
従来、この状況下ではエラちゃんをディスターブしないよう、別のドアから2階に上がり、グルッと遠回り。赤絨毯を敷き詰めたお城パブリックスペースの正面入口から一旦戸外に出て、ピロティーから私の部屋に入り直さねばなりませんでした。
| 今、足→頭とドアの角度15度、ってとこですが、 これが40度くらになってくれると十分ドアを開けられます。 |
そう言えば、ここのところ夜中にテレビでオペラを観た後も、この、頭を私に向けた体勢で寝ていてくれたので、遠回りをせずに直接台所のドアから部屋に直行できていたのでした。
| 寝息を立てながらも歯を出されるとちょっと怖い… |
ようやくモースブルッガー家の女王エラ様に家族の一員として認められた瞬間!?
プリンセスが感涙にむせんだのは言うまでもありません。
※予定していたシュタインセッツ畑の様子は、一日延ばしてお届けします。
2012年8月9日木曜日
アーノンクール版 ロックオペラ?魔笛
夏の間オーストリアでは様々な音楽祭が開催中。なかでも有名なザルツブルク・フェストシュピールは、オーストリアのNHKとも言うべきORFで夜中に幾つかノーカットで放映されています。金なし、暇なし、連れなし、の三重苦に喘ぐプリンセスにとっては有難い限り。しかも月曜はプリンセスのアイドル、アーノンクール様の魔笛がオンエア。農民タイムで日々5時起きのプリンセスですが、寝不足覚悟で鑑賞しました。
その前日はルストの石切場円形劇場で行われたカルメンが、そして今晩はドイツZDFで、どこぞのジャズ祭に因んでジム・ジャームッシュが真夜中の長時間番組に登場しています。
・・・こうしてプリンセスの寝不足は日々深まって行くのでありましたとさ。
虚飾を排し一音一音の必然性に迫る端正な演奏は、予想通り素晴らしかった! 一方舞台は「これってモーツアルトで演じるロックオペラ トミー?」てな風情。正直、音とのギャップは相当なモノですが、「モーツアルト自身はこういうの意外に好きかも?」と思わせるあたり、さすがアーノンクール様、と思えないこともない?
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| 1時半を回りようやく終演。翌朝の5時起きなるか? |
・・・こうしてプリンセスの寝不足は日々深まって行くのでありましたとさ。
最後に一言。iPhoneから写真入りアップロードは自由度がなくて、やってられません…。
2012年8月7日火曜日
iPhone狂詩曲、エンドレスの様相…
昨日は使ってみたら「iPhoneのカメラったら、やるじゃないの」ってなお話でしたが、もうひとつ、iPhoneを使ってみて身に染みたのは、プリペイドに毛の生えたようなプランのデータ総量 100MB&ちょろい速度(パンフにもサイトにも記載なし)では全く実用にならない、ということ。メール、ネットサーフ、pod castあたりまではなんとかなる(一部写真の読み込みはイライラが募りますが)のだけれど、Skypeでビデオ通話しようとしたり、アプリをダウンロードしたり、という段にになると完璧お手上げ。
だけどこれ、20Mbits/sec程度の速度になったところで、解決する問題なんでしょうか?
いやらしいのは…データ量無制限とか言っておきながら、データが一定GBを超えるといきなり速度が20Mbits/secから6Kbits/secに下がる、ってそれ何よ?
3千分のイチ以下の速度って、ヒトをなめてません?
土台、データ量が何バイトで何ができるのかも、どのくらいのスピードならどの程度快適に作業できるのかも、皆目見当がつかないところへ持ってきて、A1、Orange、T-Mobileといったメジャーな携帯会社のサイトをドイツ語で読んで比較している哀れなプリンセスの身にもなって下さい…。せめて全社条件を同じにして料金を比較させて欲しいものです。
だけどこれ、20Mbits/sec程度の速度になったところで、解決する問題なんでしょうか?
いやらしいのは…データ量無制限とか言っておきながら、データが一定GBを超えるといきなり速度が20Mbits/secから6Kbits/secに下がる、ってそれ何よ?
3千分のイチ以下の速度って、ヒトをなめてません?
土台、データ量が何バイトで何ができるのかも、どのくらいのスピードならどの程度快適に作業できるのかも、皆目見当がつかないところへ持ってきて、A1、Orange、T-Mobileといったメジャーな携帯会社のサイトをドイツ語で読んで比較している哀れなプリンセスの身にもなって下さい…。せめて全社条件を同じにして料金を比較させて欲しいものです。
…正直、仔細条件はさておき、サイトが英語で書いてあったら、無条件でそこと契約しちゃいたい気分…。
が、そういう都合のいい会社はなかったので、そこそこの速度でデータ通信ができ、通話も一応ついていて、毎月ごとに解約も契約変更も自由、かつEU内の通信オプションも手軽につけられるOrangeを利用することに決定。
実はプリンセス、6月に日本に戻る前からSIM free iPhoneについては目を光らせていました。ヨーロッパでは国が変わればその国のSIMに手軽に交換するのが常識でありながら、ここオーストリアは日本に負けず劣らず閉鎖的な国。日本同様、表向きSIM freeのiPhoneは売っていないのですよ。闇ショップはありますが、相場も日本で買うのと変わらないか、高いくらい。しかも英語はおろか、ドイツ語さえ満足に通じなさそうな移民向けショップみたいなところしか見つからなかったので、iPhone自体は日本語サイトhttp://kankoku-keitai.com/で韓国製をゲット。4S新品32GBで6万程度だったような。PCなしの出張を目指してワイヤレスキーボード、バッテリーなどをアキバで物色の後、価格コムの最安ショップで買い揃えました。こういうチマいPCアクセ類は、数少ない日本の方が安く買える商品なのです(ったって当然made in Chinaな訳ですが)。
…以来オーストリアの携帯プランを比較検討。かれこれ2ヶ月近くを要してようやく決着か、とOrangeのウェブサイトでSIMカードプランを購入すべく、色々面倒な詳細を書き込んで、いよいよ支払いをしようとクレジットカード番号を入力すると…
赤字で「オーストリアのクレジット・カードを入力して下さい」と出る。ゲロ、そんなのってあり?
…という訳で墺日iPhone通話環境整備は、まだまだ長い道のりなのであります。あー疲れた…。
が、そういう都合のいい会社はなかったので、そこそこの速度でデータ通信ができ、通話も一応ついていて、毎月ごとに解約も契約変更も自由、かつEU内の通信オプションも手軽につけられるOrangeを利用することに決定。
実はプリンセス、6月に日本に戻る前からSIM free iPhoneについては目を光らせていました。ヨーロッパでは国が変わればその国のSIMに手軽に交換するのが常識でありながら、ここオーストリアは日本に負けず劣らず閉鎖的な国。日本同様、表向きSIM freeのiPhoneは売っていないのですよ。闇ショップはありますが、相場も日本で買うのと変わらないか、高いくらい。しかも英語はおろか、ドイツ語さえ満足に通じなさそうな移民向けショップみたいなところしか見つからなかったので、iPhone自体は日本語サイトhttp://kankoku-keitai.com/で韓国製をゲット。4S新品32GBで6万程度だったような。PCなしの出張を目指してワイヤレスキーボード、バッテリーなどをアキバで物色の後、価格コムの最安ショップで買い揃えました。こういうチマいPCアクセ類は、数少ない日本の方が安く買える商品なのです(ったって当然made in Chinaな訳ですが)。
…以来オーストリアの携帯プランを比較検討。かれこれ2ヶ月近くを要してようやく決着か、とOrangeのウェブサイトでSIMカードプランを購入すべく、色々面倒な詳細を書き込んで、いよいよ支払いをしようとクレジットカード番号を入力すると…
赤字で「オーストリアのクレジット・カードを入力して下さい」と出る。ゲロ、そんなのってあり?
…という訳で墺日iPhone通話環境整備は、まだまだ長い道のりなのであります。あー疲れた…。
2012年8月5日日曜日
iPhoneカメラ vs LUMIX GF1 with パンケーキレンズ
プリンセス、年に合計3ヶ月ちょとしか日本にいないのに、帰国の度に番号が変わったり手続きごとをするのが嫌で、とうとう日本を出てから丸1年半近くdocomoの携帯料金を払い続けていました。
が、ついに、ようやく、7月に日本で韓国製のsimフリーiPhoneを購入!
取り敢えず今まで使っていたこちら最大のA1という会社のプリペイド携帯を、契約期間に縛りの一切ないbefreeという方式のスマホ・プランに変更してみました。月々€15でA1携帯&固定への電話&メールboxは使い放題。加えて1000MBまでのデータ、1000分のA1以外の通話、1000通までのSMSが使えます。しかも、電話電話番号は従来のまま移行。日本の料金相場から考えれば、これってかなり満足度高くないか?
さて、せっかくヒト並みにiPhoneをゲットしたのですから、色々試したいことがあります。
パっと見GF1、存在感で負けてません?
ところで上の2枚の一部、例えばカーテンやらランプシェードやらを拡大していただくと、iphoneの画像の粗さと甘さ、対するLumixGF1の精細さとシャープさの対比が歴然。
さらに下のような写真を比較すれば、暗い場所でiphoneはほぼ使いものにならないことも明白です。
う~ん、やはりブドウの葉柄や土の粒子をきちんと記録したり、暗いセラー内部での撮影には、GF1は必須。PCを携帯せずにiPhoneからのアップロードがしたければ、eyefiなどLAN内蔵SDカードを使うしかないのかなぁ…、なんだかまたまた面倒だなぁ…と、タメ息の出るプリンセスなのでありました。
が、ついに、ようやく、7月に日本で韓国製のsimフリーiPhoneを購入!
取り敢えず今まで使っていたこちら最大のA1という会社のプリペイド携帯を、契約期間に縛りの一切ないbefreeという方式のスマホ・プランに変更してみました。月々€15でA1携帯&固定への電話&メールboxは使い放題。加えて1000MBまでのデータ、1000分のA1以外の通話、1000通までのSMSが使えます。しかも、電話電話番号は従来のまま移行。日本の料金相場から考えれば、これってかなり満足度高くないか?
さて、せっかくヒト並みにiPhoneをゲットしたのですから、色々試したいことがあります。
- まず、どこまでiPhoneがPCの代わりになってくれるか。出張にPCなしで出掛けられるか。メールの遣り取りに支障はないのか。
- ブログやfacebook, twitterは、iPhoneからストレスなくアップできるのか。befreeの速度やデータ量で不足はないのか。また、3者を一度にアップする効率的方法はないのか。
- PCなしで愛用のLumix GF1+パンケーキレンズで撮った写真を日々確認、整理、簡単な編集をして保存。これをブログやfacebookにiPhoneからちゃんとアップできるのか。
- GF1からのアップが面倒だった場合、iphoneのカメラはどの程度使い物になるのか。
パっと見GF1、存在感で負けてません?
まず色が全然違いますよね。空、花、葉…。iPhoneのはsaturationを上げてコントラストを強くしたような、良く言えばインパクトのある、悪く言えば化学調味料こってり、といった感じのアクのある色合い。特に空の青さは、嘘くさくも魅力的!雲の白がまた引き立つんだわ。
画角もiPhoneの方が明らかに広い。そのせいか、写真に引き込むような動きというのか、ストーリー性のようなものが出ます(ま、GF1は私がおかしなタテヨコ比で使っているせいもありますが、広がり感や迫り来る感がないですよね)。上記2要素が相まって、iPhoneの写真はなんだか妙に雄弁。
因みに画角の広さは以下の2枚を比較するとよくわかります。ほぼ同じ地点から同時に撮影してます。
ところで上の2枚の一部、例えばカーテンやらランプシェードやらを拡大していただくと、iphoneの画像の粗さと甘さ、対するLumixGF1の精細さとシャープさの対比が歴然。
さらに下のような写真を比較すれば、暗い場所でiphoneはほぼ使いものにならないことも明白です。
う~ん、やはりブドウの葉柄や土の粒子をきちんと記録したり、暗いセラー内部での撮影には、GF1は必須。PCを携帯せずにiPhoneからのアップロードがしたければ、eyefiなどLAN内蔵SDカードを使うしかないのかなぁ…、なんだかまたまた面倒だなぁ…と、タメ息の出るプリンセスなのでありました。
2012年8月4日土曜日
お城はすっかり夏景色…戻っています!
東京の自宅に年3回のペースで戻っているのですが、いつも「私、昨日までここにいたよね」という不思議な感覚に襲われます。そしてお城に帰っても全く同じ気分。
でも畑の様子や周囲の木々、花々は刻刻と変化するので、1ヶ月留守にすると、本当は随分景色が違うんですけれどね。
さて、ひとつ嬉しいご報告。
フランス在住、或いは出張してきた知人の話だと、7月のフランスはおおむね寒くて雨が多く、カビ系の病気が蔓延している、とか。オーストリアも昨年同様7月に入って低温で、しかも今年は雨が多かった(もっとも昨年8月以来カラカラの天気ですから、むしろ生産者にとっては恵みの雨だったようですが)と聞かされていたので、08年のようにベト病にやられてはいないか、と心配していました。
が、栽培&醸造長のカーナーさんによれば、ベト病にかかる危険度の高い時期は確かにあったけれど、今ブドウの状態はすごぶる健全、ということ。成長も通年よりやや早め、だそう。なにせ4月の霜で収量の半分近くを失っている身としては、ほっと一息、といったところです。
2012年7月8日日曜日
プリンセス、メディア失踪から復活しました : )
オーストリアでひいたひどい風邪がようやく治まったところでバタバタと帰国。予想外に涼しい日本でまた風邪をひき…そうこうしているうちに大量に日本に送ったワインが通関で留め置かれ、大トラブルに。おちおちイベント報告も、ワイン会の告知もできぬ日々が続きました。
おまけに、PCはデスクトップもモバイルも超不調…。あんまりイライラするので、スッパリと自主メディア休みをいただきました。
ワインの問題もPC不調も取り敢えず収まったので、明日からまたボチボチまた帰国後のドジ話、イベント報告、これからのイベントのお知らせ、ワインと食の話、音楽の話…などなど書いて行きます。
再びよろしくお付き合い下さい!
そうそう、一般向けのワイン会はプリンセスの帰国直前、25日と26日に予定しています。普段日本では飲むことのできないオーストリアワイン(プラスαも?)を楽しみたい方、久々にプリンセスに会いたい、という奇特な方、どちらかの夜を空けておいて下さい。
近日中に両日のワインディナーの詳細もお知らせもできると思います。
では、おやすみなさーい!
おまけに、PCはデスクトップもモバイルも超不調…。あんまりイライラするので、スッパリと自主メディア休みをいただきました。
ワインの問題もPC不調も取り敢えず収まったので、明日からまたボチボチまた帰国後のドジ話、イベント報告、これからのイベントのお知らせ、ワインと食の話、音楽の話…などなど書いて行きます。
再びよろしくお付き合い下さい!
そうそう、一般向けのワイン会はプリンセスの帰国直前、25日と26日に予定しています。普段日本では飲むことのできないオーストリアワイン(プラスαも?)を楽しみたい方、久々にプリンセスに会いたい、という奇特な方、どちらかの夜を空けておいて下さい。
近日中に両日のワインディナーの詳細もお知らせもできると思います。
では、おやすみなさーい!
2012年6月18日月曜日
ただいまー、また戻って来ました!
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| スカイツリーは足許が一番美しい。 |
今朝は早速、徒歩圏内のスカイツリー見学。いやぁ、月曜の午前中だというのにかなりの人出! "東京ソラマチ"、予想より楽しめます。
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| こういうモノに目が行く私の視線は既に外人目線?? |
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| そこここであじさいが綺麗! |
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| この足袋屋さんも素敵でした |
特に2階のフードマルシェにある、グローサリーの"北野エース"がユニーク。ちょっと見プリンセスの古巣"やまや"や成城石井"なんかを彷彿とさせる面もあるのですが、品揃えはもっと他愛ないものが中心…というのか、ここは食品スーパーでありながら、立派に食のテーマパークとして機能しています。
例えば、レトルトカレーだけで400種を揃えるというコーナーは、さながらレトルトカレー図書館の趣!! 他にも全国各地のインスタントラーメンなどが充実。
ワインコーナーも決して大きい訳ではありませんが、3つある島のひとつは完全に国産ワインで占めるあたり、なかなか市場の今を敏感に反映している模様。因みにオーストリアもひとつだけありました!
…ベートーベン : )
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| 壮観!レトルトカレー陳列棚。因みに私の横で選んでいた若い女性の手には「いちごカレー」が… |
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| 下町だけあって魚は充実。ああ、美味しそうな一夜干し… |
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| 江戸職人芸の実演などもあり。今日は市松人形でした。 |
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