なのですが、昨日はエファの両親まで一日家を空けていました。
誰もかまってくれるヒトがおらず、台所と私の部屋をつなぐピロティーで所在なげに寝ているエラ。台所に入って来てもため息ばかりついています。
夕方、相変わらず退屈そうに寝転がるエラに声を掛けながら近寄ると、お腹をゴロリンと出して来ます。こうして私に「撫でて、撫でて」をするようになったのは、この春くらいからでしょうか。
腰を落としてプリンセスがエラのお腹に手を当てると、今度はなんと足許にドカンと全体重を載せて甘えてきます。うーん、かなりヘヴィーだけど、なかなか可愛い。ジンと来る、っていうか、ドンと来る : )
夕食後、いくらオーストリアもドイツも、いやヨーロッパ全滅とは言え、サッカーくらい放送するのかと、テレビをつけてみるも、放映しているのはサッカーはサッカーでもヨーロッパ・プロリーグらしきもののみ。そりゃま、韓国対日本じゃあね、ということで、部屋に戻ろうとキッチンの出口を見ると、いつものようにエラちゃんが外敵の侵入からお城を守る体勢? で深く眠りについています。
こうして台所のドアで寝て、プリンセスの行く手を阻むエラ。 |
従来、この状況下ではエラちゃんをディスターブしないよう、別のドアから2階に上がり、グルッと遠回り。赤絨毯を敷き詰めたお城パブリックスペースの正面入口から一旦戸外に出て、ピロティーから私の部屋に入り直さねばなりませんでした。
今、足→頭とドアの角度15度、ってとこですが、 これが40度くらになってくれると十分ドアを開けられます。 |
そう言えば、ここのところ夜中にテレビでオペラを観た後も、この、頭を私に向けた体勢で寝ていてくれたので、遠回りをせずに直接台所のドアから部屋に直行できていたのでした。
寝息を立てながらも歯を出されるとちょっと怖い… |
ようやくモースブルッガー家の女王エラ様に家族の一員として認められた瞬間!?
プリンセスが感涙にむせんだのは言うまでもありません。
※予定していたシュタインセッツ畑の様子は、一日延ばしてお届けします。