
©Yukari Iwashiro オーストリアワイン好きが嵩じて、ウィーンの北西カンプタールはゴベルスブルクのお城ワイナリーに住み着いてしまったワインジャーナリストによる、お城暮らしとワインを巡る日々の記録。 All rights reserved.(不許複製・禁無断転載)
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2010年4月22日木曜日
19th April Beaux Frèresワイン・ディナー@シノワ渋谷
96,98,99の垂直でBeaux Frèresを楽しみました。
99はまだダークベリー系の果実未が実にフレッシュ。98はとても密度のある、スタイリッシュで最も透明感の感じられるワイン、一番のお気に入り。ブルーベリーの果実味もきれいだ。多少アーシーで3つの中で一番涼しげな趣。96は最初重く、多少の濁りが味わいに感じられ、大分熟成が進んだのかと思ったが、時間とともに瑞々しい果実味が出現し、驚かされた。3つともまだまだ若く、もう1本ある99を開けるのを5年後にしようか、10年後にしようか迷うところ。ただ、綺麗に熟成しているのだが、ブルゴーニュの最上のワインが持つ、官能的な獣臭やレザー、キノコ、枯葉、紅茶の葉などの熟成香があまり感じられない。このまま若さを保って、ある時点でポキっと老けてしまうのか、そこが気になる。
