そこでプリンセス、25日は気を取り直してホテルの朝食をゆっくりたっぷり食べ、ひと仕事した後、お昼前からマーケットへリベンジに繰り出しました。
二つのミュージアムに挟まれたマーケットは賑わっていました。 |
苦しゅうない…
あたったのはこの生クリームか? |
それともこのパテか? |
しかし、脂っこいパテもなんとか高アルコール度のシュナップスでやっつけて、これもなんとかお腹に詰め込みます。
まだ苦しゅうない…。
マーケットではこれと言って買いたいようなものもなかったので、早々に地下的に乗り、3時の教会でのオルガン&ソプラノ演奏会を目指しで1区のど真ん中を歩き始めると…、冷えからでしょうか。お腹に刺すような痛みが…。
次第に痛みは酷くなり、そのうちあまりの痛みに脂汗が滲み…。
プリンセス、いと苦しゅうございます!
エルメスのお抱え馬車か、と思うほど嵌った光景 |
背に腹は代えられません。忌み嫌っていた観光客向けレストランに飛び込むしか選択肢はありませんでした。
Mission accomplished : )
オーダーの際「コーヒーだけ?」と訝られましたが、ま、チップを少し弾んだので許してもらえたでしょう。
うーん、クリスマス・マーケットにリベンジする積りが逆にリベンジされちゃった感じ…。もう来年からは行きません…。
外観からして庶民的で親しみ深いフォルクスオーパー |
残念なことに開演時間になっても胃に穴が開いたような痛みと熱っぽさが取れません。何かに当たったのか、お腹に来る風邪か…。
ところで、この演目は前日にネット予約したもの。何せ出し物が出し物だし、いっちゃん安い席でいいでしょ、ということで、4階右横のボックス席後列 :)。
これがその姫特別席:)からの眺め。上部ワイヤー伝いに魔女が飛ぶ「宙吊り」シーンもあり。 |
これで€7です。まあ、歌舞伎座の幕見席みたいなもんですね。
プリンセスと同様の席の対面の様子。一列目の価格は一挙に€40くらいに跳ね上がります。 |
ヘンゼルとグレーテルはフォルクスオーパーのクリスマス恒例の出し物だそう。 |
プリンセス、音楽の中ではオペラは断然苦手科目なので、気の利いた解説はできませんが、オーストリア的というよりはドイツロマン派的音楽で、多少の体調不良も吹き飛ばす、スケールの大きな演奏でした
思っていたよりずっと「大人も楽しめる」舞台でした。 |
明日はその様子をお届けします。お楽しみに!