そこでプリンセス、積年の謎を解決したのです!
大学時代の親友の一人はイタリアで中高を過ごした身。その彼女に「スパゲティーにスプーンなんか添えて食べるのは日本人だけだよ」と、言われ、何故日本人だけがそんなことをするのか、ずっと不思議に思っていたのです。
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昼食に向かう途中で、当主を仰ぎ見る健気なミンキー発見! |
皆やってる、やってる! スープのスプーンを下げず、左手に持ったものを添えて、右手のフォークでクルクル巻いています!
そしてドイツ民族の家系である当主ミッヒだけは左手にフォーク、右手にナイフを持って、ヌードルを切り分けながら食べているではありませんか…。
思えば日本の洋食って――まあ150年も前のことですから――日本以外の国の料理一般全てなのでしょうが、あえて西洋のどこの国の料理に一番近いか、と問われれば、プリンセスはオーストリアに一番近いのではないか、と密かに思っています。そして、文明開化期にオーストリアを訪れた日本人の誰かが、この国から左手に持ったスプーンを添えて麺類をクルクルする風習を持ち帰ったのではないでしょうか。
ことの真相はさておき、なんだか大発見をしたようで、とっても気持ちのいい、他愛ないプリンセスであります:)