それで単純なプリンセスは「もうすぐ重版、ルンルン」と浮かれておりました。重版の際には「単純な誤植は勿論、現状に合わない記述、そして何より、プリンセスの美学的には許せなかった表紙デザインなども変更できる!」と、やる気満々でもおりました。もっと本当のことを言えば、印税率も初版と重版では%が大違いなので「ようやくこれから、かけた労力が少しは金銭的にも回収できるか」と、取らぬ狸の皮算用すらしていた能天気なプリンセス。
ところが昨日編集者のI本さんから「重版しないと正式決定された」旨メールが入りました。
がっくし…
けれど嬉しいことに電子化のお話しをいただきました。価格的にできるだけこなれたモノとなり、それをきっかけにあの本がより沢山のプロや愛好家から手軽に利用していただけるなら、本の性格上、それも却っていいことかも、と気持ちを切り替えました。ついでに、経費がほとんどかからない電子化なのですから、しっかり印税は高めに設定していただき : )、プリンセスが少しでもプリンセスに似つかわしい暮らし向きになる一助となるなら、どんなに素晴らしいことでしょう : )(その交渉はこれからですが…)このブログを読んで下さっている皆様、どうぞ一家に一台ならぬ、一家に一冊(一ファイル?)よろしくお願い致します!
ちまちま訂正箇所を書き込んだこの本も電子化で無駄にならずに済むのか? |