2012年3月30日金曜日

“これでもプロか?”の笑える結果@スピリッツのミニ・テスト

写真をよーくご覧下さい。スピリッツの名前が左端縦に並んでいますね。

これが何かと言えば、昨日から始まった3日間のスピリッツとフォーティファイドの授業のひとコマ。
スピリッツ・セッションの途中、3つのスピリッツを実戦形式でブラインドさせられました。そして、提出した答案の結論部分の要、つまり「グラスの中のスピリッツが何であるか」を下の写真のように、私の隣に座るチェコ人醸造家のペーターがどんどん書き出していった、その結果です。
で、横軸の①②③は、順に味わったスピリッツ。
どれを取っても、ダーク・スピリッツ、ホワイト・スピリッツの範疇で「ないものはない」というくらい、あらゆる解答が出ていて笑えます

我々一応一人を除いて全員プロ。それも、それぞれの母国では一線級のソムリエやら醸造家、ジャーナリスト、ワイン商等が混ざっている模様。
にもかかわらず、これだけデタラメな答えが出てしまうところに、そして多数決と正答が必ずしも一致していないところにも、ワインのプロのスピリッツに対する全世界的無知無関心が浮き彫りに。

因みにに2番の正解はピスコ…そんなもん、わかるはずがないでしょう! 
スピリッツは年に数度カルヴァドスやグラッパを飲む以外全くと言っていいほど嗜まないプリンセス。結果は華の全問玉砕…。
あーあ、先が思い遣られますぅ。