郵便局から、日本茶をとあるワイナリーに送りました。
窓口で"recommend... oder eingeschrieben"とかなんとか問われました。
「推薦か、書かれた何か」…と言われても、何のことやら???
プリンセス、「よくわからないのですが」と尋ねてみたのですが、オッサンは同じ単語を繰り返すばかり。
schreibenは書く…「もしかして、printed matter=書籍郵便か? と聞いているのかも?」と想像たくましくしたプリンセス。「安くなるなら」と嬉しくなって、はっきり「アインゲシュリーベンで」と大嘘を返答し、大振りの封筒を首尾よく送りおおせました。
ところがお城に戻って、オフィスのエヴェリンに尋ねると、「recommendうんたらはわからないけど、Einschreibenは書留だから、おそらくノーマルの郵便か、書留かって聞かれたのよ。はは、余計なお金払っちゃったわね。」と、笑われてしまいました。
夕食時におじいちゃんに今一度recommendの正体を尋ねると、「ああ、それはeingeschriebenと同じ。書留のことだよ。だけどrekommandiertはオーストリアのそれも年寄にしかわからない言葉。ドイツ人や、オーストリア人でも若者には通じないよ。」と教えてくれました。
小さな嘘でちょっと得した気分になっていたプリンセス…しっかり冷や水を浴びせられ、反省致しましたとさ。
それにしても普通の日本茶をわざわざ書留で送られた相手は、さぞかしびっくりしたことでしょう :)…本日のお粗末!