昨日は具合が悪かったので、ホテルに着いたら何か食べ物を買って部屋で食べ、サクサク作業を片付け、早めに寝たい気分だったのですが、何せ日曜はコンビニのひとつも開いていません(って、そんなものも存在しないし)。
仕方なく、ルストの町のヴィルツハウス(=ビストロみたいなもの)で食事。
なかなかの人気で、アルフレスコのテーブルはほぼ満席。Reserviert(=reserved)の札も散見されます。
私「ひとりなんだけど、どこか空いてる?」
給仕「ガンツ・ウンテンGanz unten(一番下なら)」
石畳の下方に目をやると、確かに一番下のドン詰まり、隣の家の壁際にパラソルもかかっておらず、花も飾っていない2人掛けテーブルが空いています。給仕が指示したのが、そのテーブルであることは明らか。
でも、プリンセスは最近、ドイツ語で苦労する腹いせに、逆にドイツ語がわかっていてもわからないフリをする術を習得しました。
二人掛けのひとつ手前の高い段に、きちっとセッティングされた4人掛けも空いているのを目ざとく見つけたプリンセス、「一番下」なんて聞こえなかったフリをして、堂々と上席に座ってしまいました:)
その心がけがいけなかったのか、ホテルに戻ると熱は上がるし、鼻もまったく通らなくなってしまいました。色々やるべき仕事は残っているのですが、ここまで具合が悪いと、明日に託して、もう寝る以外ないでしょう。
…そして今朝…うーん、熱は昨晩より多少低そうですが、鼻の通りは依然芳しくなく、しかも気管支全体に痒みが広がり、咳が出てきました。声もガラガラです。
これからの授業や講義が万全の体調で受けられないのは仕方ないにしても、お願いですから神様、傍迷惑に咳き込むような症状にだけはしないで下さい。そして通訳の仕事に入る26日までには、普通の声をお返し下さい!!!