2011年9月26日月曜日

旅がらみ。「どういうこと?」な4つの出来事

925日(日)
その1:
日本を代表する旅行代理店J社より、オーストリアのワイナリー巡りツアーの企画&ガイド&通訳を依頼したい、との打診。
なんとその依頼内容たるや、ワイナリーや産地のホテル、レストランなどの選定&アポ取りは全部私におんぶにダッコな割には、ウィーン市内のホテルはJ社指定。空港からホテルへの送迎車など無駄なものは自動的について来るのに、一番肝心なウィーンからワイナリーへの足は「電車を使うか、自分で手配して欲しい」ですって。山の中をどうやって電車で行くんでしょうかねぇ? それに、旅行代理店のお仕事は、アゴアシマクラの手配ではなかったかしら? しかも、挙句の果てに参加者のリクルートは完全な私頼みJ社としては、その上私の日墺往復航空運賃は不要なのですから、こんなに美味しい話はないですよねぇ。
あー、あほらし。
その2:
今度は友人の企画する仏独ワイナリーツアーに通訳としてアルバイトしないか、との打診。嬉しいお誘いと思いきや、オーストリアからの交通費も現地の宿泊費も食費も自腹。通訳料も4日やるのに3日分しか支払われない上、低レート。
そんなバカな、とゴネにゴネ、ようやく1日分の通訳料のオンと食費の一部負担を得られたことで合意(強調しておきますが、それでもオーストリア往復と宿は完全な自腹)。
そこへもって来て、旅行会社の担当者からのメールに唖然。
「この度はツアーガイドをお引き受けいただき、有難うございます」。しかもご丁寧に「アシスタント・ガイドの心得」なる詳細インストラクションまで添付されているではありませんか…。
当然お返事には「この度通訳を務めさせていただきます岩城です」。そして友人には「ガイド引き受けた覚えはないから」。
その3:
ドイツの電車の切符の自販機は(全国的にそうかどうかはわかりませんが)、Fahrkarteと大書してあり、一見オーストリアとよく似ているように映りますが、買い方は機種により微妙に、または完全に違います。あれこれ試行錯誤するものの、いつも時間切れで最初の画面に戻ってしまい、なかなかお金を払うところまで行き着きません(あ、そうそう。日本ではお金を入れてから行き先でなく金額を選びますが、こちらは行き先を選んで、料金を確認してからお金を販売機に入れます)。…で、ようやくお金を入れる段になって、今度は小銭がないことに気づく。ここで€5、€10など小額紙幣がないと、ローカル路線の切符は買えません(涙)。紙幣を持っていたにしても、こちらの自販機はなかなかお札を食べてくれません。最初は入れたお札に問題があるのか、と違うものに替えたりしていたのですが、どうやら単にご機嫌の問題らしく、色々な入れ方をしてなだめすかしていると、57回目くらいに、ようやく食べてくれます
…ったく、疲れる、っつーの。
その4:
自販機が気まぐれなら、かなり大きな駅にしかない切符売り場の職員もてーんでいい加減。フランクフルト駅で「コルマールまで、なるべく早く着く行き方で」とリクエストすると、まだ5時ちょっと過ぎなのに、着くのは10時半過ぎだと言います。しかも、途中乗換駅では、スイス側から仏側まで10分以上歩く、との説明。一応サイトで大体の時間をチェックしていた私は「カールスルーエ経由はないの?」と確認。すると、ちゃーんと20分以上早く着く行き方があるではありませんか!! しかもこのおばはん、座席指定をしないと座れない長距離列車なのに、指定券の存在すら教えてくれませんでした。(おかげで私は、トイレ脇の通路に、肩身の狭い思いで立ち尽くす羽目に…)
もう、真面目に働いてよね!

…しかし、この遣り取りには、実は赤面ものの前段が存在します。
例によってつたないドイツ語で“フランクフルトとコルマールの往復。ただし戻りは中央駅ではなく、フランクフルト空港で”と言いたかったのですが、空港=飛行場Flughafenを何故か飛行機Flugzeugと言い間違えてしまったのです:)))))
おばちゃん、お腹抱えて笑ってたから、プリンセスの意表を突く言動に脳みそよじられちゃったのかも…
本日のお粗末。テケテンテンテン