2011年11月6日日曜日

才色兼備、エファのAsian Cooking

ワインを通して、造り手の性格が見える、というのはとても面白いことですが、こうしてこちらに来てみると、表向きの当主とタグを組む奥さんの存在というのも、実に重要だ、というのが見えてきます。
…ま、色々あるのですが、今日はこれから、ヴァッハウのヒルツベルガーさんの収穫を手伝わせて貰うので、ちょっと慌てているので、詳細はまた後述するにして。

うちのエファの凄いところは、独英仏スペイン語(イタリア語も少々)を操り、かつてはヒルトン・ウィーンの副支配人まで勤めたインテリ・キャリア・ウーマンでありながら、実に家庭的で、料理がすこぶる上手い! 特に東南アジア系の料理が大得意なんです。

先週、お雇い調理人ではなく、彼女が作ってくれた料理をちょっとご紹介しますね。
まず祭日だった水曜のお昼から。


見よ、このプロフェッショナルな下ごしらえ!

美しくって、料理上手。世の男性の憧れでしょうね。因みに右は私の料理も手伝ってくれた、住み込みのダナ。
天下のミッヒも今日はアシスタント。厳しいダメ出しが飛びます: )
この調理情景の結果が、本格生春巻きと白身魚のスパイシーな餡かけ。
海老生春巻き。上質のモチモチの皮は、わざわざウィーンで買い求めたそうです。
そして昨日土曜のお昼はこんな感じ。
蛸を調理するのは初めて、と言っていましたが、生姜とガーリックの効いたいいお味でした。
クミン、ターメリック、サフランまで入ったシーフードカレー。子供達も食べられるよう、辛いスパイスは控えめです。

ね。凄いでしょう?

それでは、ヴァッハウまで収穫に行って参ります!
今日は久々に朝からお日様が燦燦と注いでいます。この辺りでも独特、と言われるヒルツベルガーの収穫の様子、お楽しみに!