©Yukari Iwashiro オーストリアワイン好きが嵩じて、ウィーンの北西カンプタールはゴベルスブルクのお城ワイナリーに住み着いてしまったワインジャーナリストによる、お城暮らしとワインを巡る日々の記録。 All rights reserved.(不許複製・禁無断転載)
ラベル
- Grüner Veltliner (1)
- Hirsch (1)
- Kamptal (2)
- Knoll (1)
- Neusiedlersee (3)
- Pinot Noir (2)
- Pittnauer (4)
- Riesling (1)
- Schloss Gobelsburg (1)
- St Laurent、Blaufränkisch (3)
- Tokyo (2)
- イベント (9)
- オーストリアの食 (5)
- オーストリアワイン (52)
- カルチャー (11)
- ワイン (15)
- 学校 (9)
- 日常 (48)
- 旅 (1)
- 和食とワイン (2)
2012年1月7日土曜日
真夜中の独りロックパーティー
最近facebookで次々に皆さんが色々なお勧めをして下さるので、プリンセスはそれを試してみるのに身体がいくつあっても足りない状態。
特に気に入ったのはTubalrという、ミュージシャンを指定すると勝手にyoutubeからそのミュージシャンの曲を流し続けてくれるソフト。
でも一番私を仕事から逸脱させるのは、“懐かしのお気に入り”。これを勧められると、どうしても聴かずにはいてもたっても居られなくなってしまうのです。
昨日は“僕のコダクローム”から火がつき、Paul Simonの"Still crazy after all these years" "50 ways to leave your lovers""Ameria"…と聴き始め、そこから何故かビートルズ解散後のJohnやPaul、Georgeのソロ曲を次々と。ClaptonやJeff Beck、そしてパンクを経てMetro, Japanなどニューウェイヴ系へとハシゴです。
それにしても音楽と匂いほど記憶をまざまざと喚起するものはありません。特に「いつも聞いているお気に入り」の曲の場合は気づきませんが、特定の時期に頻繁に聴いていた曲を、長い時間を置いて再体験すると、まざまざとその曲を聴いていたシチュエーションが、ヴィジュアルが、温度や匂い、風のそよぎや湿り気まで伴って蘇るから不思議です。
当時オーディオセットを置いてあった部屋の壁の手触りやカーテンの織具合、テーブルの木目のデコボコまでまざまざと迫り来るから堪りません。
なんだかすっかりBrain washedされたような気分のプリンセスであります。