2011年12月30日金曜日

ミサ初体験

ちょっと時間が前後しますが、25日、クリスマスの夜中0時から行なわれたLaimgrubenkirchのミサに参加してきました。
因みにプリンセスはカトリックでもクリスチャンでも何でもありません。単にクリスマスミサの音楽と雰囲気に触れてみたかっただけなので、オルガンか合唱のコンサートのついたミサをチェックして出かけました。
http://www.pfarrelaimgrube.at/stjosef/index.php?mid=Kultur&cid=Musik

11:45pm入場と案内にはあったのですが、40分頃着いてもひとっこひとり居ません。45分にようやく叔母さんが一人。「ここでクリスマスミサとコンサートがあるんですよね?」と尋ねると「私もそう読んだんだけれど…」と不安そう。50分過ぎてようやく教会の係員らしきヒトが現れ、礼拝堂に入る鉄格子のドアを開けてくれました。その後三々五々ヒトが入って来ますが、0時開始の時点ではせいぜい10-15人。
正面の灯りが華々しく点燈され、いよいよ神父さんが何やらエロエムエッサイムみたいなコトをムニョムニョ唱え始めた頃、ようやく20-30人のヒトが集まったでしょうか。せいぜい1/3の入り。クリスマスミサに住民が大挙するような時代ではないのですね。

目当てのオルガンと合唱隊はオルガニスト、マーティン・ノヴァークのディレクション&演奏による立派なもので、生の管楽器まで入った豪華な編成。礼拝堂の垂直に伸びる空間に響きわたります。オルガンも合唱隊も見えないので、文字通り天から音が降ってくるような按配。トリップできます : )
絢爛豪華なカトリックミサの光景を写真でお見せしたいところですが、さすがにプリンセスもそこまでやる勇気はなく、まだ誰も訪れる前に鉄格子の隙間から撮った、灯りが豪勢に点される前の暗い礼拝堂の様子だけ、添えておきます。
写真はかなり明るく加工しました。実際にはこの時点ではもっと暗く静謐な雰囲気でした。
さて、何度か神父さんが入れ替わり、区切り区切りでアーメンだのソーメンだのと一緒に唱え、最初プリンセスは脚が短いヒト用の足置きだと思って罰当たりにも足を載せていた台にぬかずき、十字を切り、最後にオーストリア起源のクリスマスソングとして有名な“聖しこの夜”を合唱し(礼拝堂は暗いので歌詞まで読めず、プリンセスは当然クチパク)、神父さんや周囲の信者達とFrohe Weihnachtenの握手を交わし、ミサは終わりました。
途中聖杯の儀というのでしょうか、パンとブドウ酒を神父さんが参列者ひとりひとりに与える儀式もありましたが、さすがに信者でもなんでもないプリンセスは、そこまでやると祟られるような気がして、遠慮しておきました(いかにも旅行者然とした他の数人も、私同様席を離れずその様子を観ていました)。
最後に神父さんご一行が退場する際、恐らくイエスに見立てたいかにもアンティークな赤ちゃん人形を一番偉そうな神父さんが抱き掲げて去って行くのですが、これは観ようによってはかなりキッチュな光景でした。

そしてこの後、プリンセスの身には賜わりケバブ、発熱の後に数ヶ月続いた胃痛の嘘のような解消、パスポート入りウェストポーチ紛失&発見…と、怒涛のように色々なことが起きたのでありました。恩寵か祟りか…。

ああ、来年こそは平穏な年でありますように…。