2012年10月15日月曜日

うぇーん、またやられたぁ!!!

10月15日(月)。
今日はプリンセス、遥々ブルゲンラントはノイジードラーゼーの東岸イルミッツにあるKracherクラッハーの、2010年プレゼンテーションにお呼ばれしていました。とにかくお城=イルミッツは遠いし、明日もライタベアクのグロースヘーフラインまで出掛けるし、ということで、今晩はウィーンに再び安宿を予約して万全の態勢。
iPhoneでÖBBサイトのチェックもヌカリなく、サイトのtrip plannerの指定通り、朝8時53分にお城を出ました。

ゴーベルスブルクは無人駅ですから、乗り換え駅であるハーダースドーフまでの電車の中で切符を買わねばならなりません。ところが私の前に切符を買っているオバハンが妙に手間取り、彼女が切符を買い終わる前に電車は既にハーダースドーフ駅に到着。
仕方なく階段を使って(それしかないから)、隣のホームにある切符自販機へ。なんとVorteils Cardの割引ボタンを押すと「使用できません」の表示が…。2度試しましたが、同じ表示しか出ないし、「電車が入ります」のアナウンスが聞こえてしまったので、諦めて再び階段を駆け下り&上がって隣のホームへ。なんとか電車に滑り込みました。
本来、車内の車掌改札の時点で切符を持っていないと、この国では3倍の罰金を払わねばならないことになっていますが、自販機が壊れていたのはÖBBの責任。そう主張して車内で切符を買い直します。
ミミデカのこの生き物はなんでしょう? 黒兎?  
答えは最後に。注:今日のブログの内容とは全く無関係です。
事なきを得たのはいいのですが、この車掌、最短ルートを割り出して切符をハンドヘルド端末から印刷し終えるまで、10分近く要しました。トロ過ぎ! しかも、プリンセスの調べて来たルートと、車掌が示すルートが違う…。本当にそれがイルミッツまで一番早い行き方なのか、と念を押してから切符を購入。

このやり取りが、実は嵐の前兆だったとは、この時点でプリンセスは知る由もありません。

そうこうしているうちに、電車がKirchweg am Wagramに到着、したのはいいのですが、ずーっと駅に止まったままです。横の席の女性は電車を降りてしまいました。
こんな調子でイベントの始まる13時までにイルミッツに到着できるのか? プリンセス次第に不安が募ります。

現在地点の位置情報を基に最短ルートを割り出すÖBBサイトの到着時間は、予定していたものより既に1時間遅れてしまっています…。
隣の女性が戻って来たので、「何かあったのですか?」と尋ねると、「こことウィーンの間で電車が通れなくなっており、遅れている」とのこと。「原因もわからないし、いつ走り出すかもわからないのだそう。
Oh my god! ホテルまで予約して遥々お出かけなのにまたこれですかぁ? しかもイベントは2時間だけの予定なんですけど?

20分は止まっていたでしょう。ようやくアナウンスが入ります。「Absdorf-HippersdorfとTullen間が不通なので、ウィーンへは振替のバスにお乗換え下さい」ですって…。
既に1時間遅刻している訳ですから、バスでウィーンまで行った日には、確実に2時間遅れ、つまりイベントが終わった後に間抜けにも顔を出す羽目になります。

なのでプリンセスは即座にbooking.comをチェック。「おお、18時まではキャンセレーション無料だ!」ということで、お城へ帰ることを決心。駅舎で車掌に返金を求めました。

…ったく。
今日のはプリンセスのご乱心が原因ではありません。不通の理由は、なんとガス事故の影響だそう。バスが通れるってことは、線路でも吹き飛んだのか????
答:サースさんちのルンピーちゃん、生後4か月
それにしても、大体所要時間3時間以上、乗り換え4回以上の遠出をした場合、ÖBBのサイト通りに電車、バス、Uバーン、シュトラーセンバーン等の乗り継ぎができ、無事予定通りに目的地に到達する確率は半分程度? とまで行かないにしても、少なくともその通りに行かない率2~3割には達するでしょう。

…だからオーストリアはドイツ語を話すラテンだ、っつうの…ブツブツブツ…。