2011年10月5日水曜日

リースリング収穫速報

105日(水) 
昨日からリースリングの収穫も始まりました(グリューナーはまだです)
一応フントHundNikolaihofSteiner Hundとは何の関係もありません)という畑名はついていますが、畑の名前を冠して売られるものではなく、Nieder ÖesterreichKamptalで売られるワインに入れられるブドウが植えられている畑へ。ハイリゲンシュタインの下方、ラムより更に下がった麓のごくごく緩い斜面(といおうか、ほぼ平坦と言おうか)。
労働前の腹ごしらえ。お昼には美味しいザワークラウトズッペとリンゴのパンケーキ。ちょっともの足りない:)
シャルドネとの違い、そして今後収穫するエアステ・ラーゲのリースリングとの違いを見るため、午前中にオフィス仕事は済ませ、再び午後から収穫に参加。

キステ(収穫バスケット)を持って、いざ出陣!
グルップGrubのシャルドネを一度、フントのリースリングを一度収穫しただけで、シャルドネは、リースリングは、などとお説を垂れる積もりは毛頭ありませんが、おとといとの比較で発見したことをあげておきます。
決して整然とはついてくれないブドウの房
食べるならシャルドネの方が甘くて美味しいかも。そしてシャルドネより腐敗果は多め。これはリースリングの方が貴腐がつきやすいからか、標高の低い平地なため湿気がたまりやすいのか、不明。
腐敗果混じりが多く、しかもシャルドネのようにプルプルして落ちてくれないので、大変。
枝の色はシャルドネより進んでいる(茶色な)のに、妙に枝が丈夫。切り落とすのに疲れます。しかも、プルプル戦法(房を振って劣化果実を落とす)が、シャルドネほど上手く行きません。落ちないので意地になって振り回すと、惨めに房が途中で折れてしまいます(涙)。これはおそらく、リースリングは貴腐に強いためで、だからこそ遅摘みや貴腐ワインが多いのでしょう。
ブドウがツル科の植物であることをより意識させる絡まりよう。実のつき方もなんだかメチャクチャで、野生的。このブドウがより原始的品種であることを伺わせます。

これより極端に大小の実が疎についている房が多い。
粒の大きさもシャルドネよりずっと不揃い。実が疎であってもシャルドネのように風味が弱いことはありませんが、逆に色が緑で外見上熟度が足りなかったり、副枝についてしまった房は、驚くほど酸っぱい! シャルドネの色々な状態の味わいの違いをあーだ、こーだ言っていたのが、ちゃんちゃら可笑しくなるほど、個体によって大きな糖度差があります。


また、みっちり詰まった実の大きな房で完璧な状態のものはむしろ少ない。特に数粒の腐敗果を見つけると、中味までしっかりやられてしまっているものが多く、落とすのに手間取りました。こういうものは、使える部分を素早く見極めて、使用部分以外は切り落としてしまうのが正解。
夕方に雨も予想されたため、今日はサクサク仕事をします。
腐敗果混じりだった房もこんなにきれいに選果されてプレスへ。
果汁の行き着く先のセラーは常に水が流され清潔そのもの。
点滅するのは発酵樽の設置されたCO2アラーム。これが光っている間はこの区域には立入禁止。
ブドウを搬入する場所や黒ブドウの除梗機も、作業終了とともにきれいに洗います。
ガイスベアクやハイリゲンシュタインと、リースリング生食食べ較べをするのが、今からとっても楽しみなプリンセスなのであります:)
なんだか今日は書式がご病気…。読みづらくって、ごめんなさい。